「いいミルが欲しい。でも、Comandanteと1Zpressoって何が違うの?」
コーヒー愛好家のあいだで高い評価を受けている2大手挽きミル「Comandante(コマンダンテ)」と「1Zpresso(ワンゼットプレッソ)」。
どちらもプロ品質の性能を持ちつつ、それぞれの特徴は大きく異なります。
本記事では、両者の使用感・味わい・使い勝手などをリアルに比較し、どっちを選べば後悔しないかを丁寧に解説していきます。
Comandanteと1Zpressoの基本スペック比較
項目 | Comandante | 1Zpresso |
---|---|---|
価格帯 | 約40,000〜50,000円 | 約30,000〜40,000円 |
刃の種類 | ニトロブレード(ステンレス) | スチールコーン刃 or チタン刃 |
挽き目調整 | 外部ダイヤル式:約40段階 | 外・内部マイクロ調整:100段階以上も可 |
挽き時間 | 約30〜60秒 | 約15〜30秒(速い) |
重量 | 約600g | 約650〜750g(モデルにより異なる) |
メンテナンス | 工具不要で分解簡単 | モデルにより分解の手間あり |
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Comandanteを選ぶべき人
1. 味の再現性と繊細な風味にこだわりたい人
特に浅煎りでの豆の個性をしっかり引き出したいなら、Comandanteの粒度の均一性は大きな武器になります。
2. 道具との「付き合い」を楽しみたい人
木製の外装やなめらかな回し心地は、道具に愛着を持ちたい人に向いています。
3. 一生モノのミルを探している人
刃の摩耗が少なく、パーツ交換にも対応。10年以上使える設計なので、長期的に見れば高コスパ。
1Zpressoを選ぶべき人
1. 短時間でサクッと挽きたい人
J-MaxやK-Maxなどは挽きスピードが非常に速く、電動ミルに迫るほど。忙しい朝でもストレスがありません。
2. 挽き目の細かな調整をしたい人
クリック単位の調整が非常に細かく、多用途に対応できます。
3. コスパ重視のハイエンドモデルを探している人
予算3万円前後で最高性能を求めるなら1Zpresso一択です。
実際に使って感じた違い|Comandante vs 1Zpresso
◎ 味わいの違い
- Comandante: 味の分離感がクリア。浅煎りに最適。
- 1Zpresso: ボディ感が強め、マイルドな印象。深煎りやラテにも◎
◎ 挽き心地
- Comandante: 回し始めから終わりまでなめらかで無音に近い
- 1Zpresso: やや重ためだが圧倒的に早い。粉砕力が強い印象
◎ デザイン・質感
- Comandante: ナチュラルで温かみがあり、木の質感が美しい
- 1Zpresso: 工業的でメカニカル。金属製の重厚感が際立つ
よくある質問(Q&A)
Q. コーヒー初心者でもComandanteや1Zpressoを使いこなせる?
→ どちらも使いやすいですが、1Zpressoのほうが即効性・スピード感あり。
Q. エスプレッソにも使える?
→ 1Zpressoにはエスプレッソ対応モデルも多数あり。Comandanteはエスプレッソには不向きです。
【結論】どっちが自分に合ってるか?早見表
あなたが重視すること | おすすめ |
---|---|
浅煎りの風味・味の再現性 | Comandante |
スピードと多用途性 | 1Zpresso |
所有欲・使い心地・静けさ | Comandante |
コスパの良い高性能ミル | 1Zpresso |
あとがき
Comandanteと1Zpresso、どちらを選んでも後悔はありません。
違いは「自分のコーヒー時間をどう楽しみたいか」に尽きます。
丁寧な一杯を追求したいならComandante。
効率と実用性を重視するなら1Zpresso。
どちらの選択も、あなたのコーヒー体験を確実にアップグレードしてくれます。


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